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#スタートアップ
ボトムアップだけでは不十分。リース流策定プロセス全容【社員数1桁のバリュー策定・後編】
「バリューが浸透する鍵は策定プロセスにあります。そして策定プロセスには、ボトムアップとトップダウンをうまく織り交ぜる必要があるんです」――前職では組織開発の仕事を行い、クライアントのMVV策定に伴走した経験も豊富に持つリースのCHROは、そう語る。
後編となる当記事では、CHRO野島さんへのインタビューを通じて、そんな策定プロセスの全容と、そこで行われた対話を具体的に紐解いていく。
▼前編はこち
スタートアップにほどバリューが必要な理由【社員数1桁のバリュー策定・前編】
「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をどのタイミングで定めるか」には、様々な議論がある。なかでもバリューは、メンバーが少ない段階では優先度が上がらず、設定が後に回されるケースも多い。しかしリースは、社員数7名というかなり早い段階でバリューを設定した。そこには明確な理由があったという。
アーリーフェーズからCHROを擁するなど人材・組織に重きをおくリースは、なぜこのタイミングでバリューを設け