リース株式会社（本社所在地：東京都新宿区、代表取締役：中道康徳、以下「リース」）は、家賃保証会社向け業務支援SaaS「家賃保証クラウド」を通じて、「即時審査サポート機能」の提供を開始します。

この機能により、代理店（管理会社）からの審査申込みに対する結果回答時間が最短1分まで短縮可能になります。

リリースの背景

昨今、家賃保証会社においては、多数の代理店から依頼される入居審査を少ない人員で短時間で処理するという、人手不足を背景とした効率改善課題に直面しています。

特に審査申込みが集中する繁忙期は、申込者の家賃支払い能力やコンプライアンスに疑義があった際の追加確認に時間を要し、タイムリーな結果回答が困難になることで優良案件の取りこぼしが増えるなど、家賃保証会社と代理店の双方に機会損失が生じています。

家賃保証クラウドに「即時審査サポート機能」を実装

家賃保証クラウドは、審査時間の大幅な短縮を実現するため、家賃保証会社へ入居審査AI機能を提供しています。
そしてこの度、家賃支払い能力とコンプライアンスチェックの結果に基づいて申込案件が多段階で自動的に振り分けられる機能を新たに追加しました。

これにより、支払い能力が高いと判断された優良案件については審査完了まで自動で処理され、疑義のある案件についてのみ審査担当者の工数を充当することで、審査リソースの最適化を実現いたします。

即時審査サポート機能の特徴

審査申込案件の自動振り分け基準を自由にカスタマイズ

AIによる審査スコア、反社・逮捕歴、自社取引履歴、JICC照会結果 (予定)など、複数の条件を組み合わせて、振り分け基準を自由に設計できます。

振り分け基準ごとに、その後の業務フローまで自動設定

設定した基準ごとに、その後の業務フローをカスタマイズできます。
例えば、一定の基準を満たす申込案件は自動で審査承認を下し、満たさない案件は追加の書類提出を依頼するなどの業務フローが自動実行されるよう設定できます。

代理店ポータルとの連携により、審査の受付から結果回答までを全自動化

家賃保証クラウドと代理店ポータルの連携により、
①審査申込情報の取り込み
②審査の実行
③基準ごとの振り分け
④代理店への結果回答
まで、①〜④のフローが即時(最短1分)に全自動で実行されます。

また、家賃保証クラウドとITANDI社の「申込受付くん」などの各種電子申込みツールを連携させることによっても、同様の全自動化が実現可能です。

◆「家賃保証クラウド」とは

「家賃保証クラウド」は、家賃保証会社が抱えるDXが進まないことによる、長時間労働や人件費の増加といった問題を解決し、情報管理を含む業務全般をクラウド上で行うことができるSaaS型家賃保証システムです。

審査・契約・入出金管理・滞納督促業務のペーパーレス化や効率化に加え、代理店・顧客・契約情報の一元管理を全てクラウド上で行うことができます。
また政府機関や金融機関などでも採用されている堅牢な基盤を採用したクラウドサービスであるため、WEBブラウザ経由でどこからでもセキュアに接続・利用可能です。MFA（多要素認証）にも対応しておりますので安心してご利用いただけます。

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