賃貸向け与信サービス『smeta』を展開するリース株式会社、タイムチケットと業務提携
「個人の信用価値を最大化する」をミッションに掲げ、フリーランス(*1)特化型の賃貸向け与信サービスを提供するリース株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:中道 康徳、以下「リース」)は、「個人が主役の評価経済をつくる」をミッションに掲げ、個人の時間を気軽に売買することができるサービスを展開する株式会社タイムチケット(本社:東京都港区、代表取締役社長:各務 正人、以下「タイムチケット」)と業務提携いたしました。これにより、『TimeTicket』のユーザーは、利用実績に応じてリースの提供する『smeta』で家賃債務保証額(*2)の優遇措置を受けることができるようになります(*3)。
提携のポイント
フリーランスが抱える、賃貸住宅が借りにくいという課題を解決するために、『smeta』と『TimeTicket』が連携『TimeTicket』ユーザーは、『smeta』により入居審査に必要な与信を手軽に入手することが可能
『TimeTicket』ユーザーは、『smeta』で算出される与信枠が通常より増額され、お部屋探しの選択肢が拡充将来的には、『TimeTicket』での活動実績が加味され、より適正に与信枠が評価される環境を構築
提携の背景と目的
昨今、働き方改革やワークスタイルの多様化が進み、自身のライフスタイルに合わせて場所や時間に縛られず働くフリーランスは、調査(*4)によると日本の労働人口の16.4%を占める1,087万人にのぼり、その経済規模は20兆円を超えると試算されています。
また、同調査ではフリーランスの半数以上が現状に満足しているとする一方、フリーランスを続けていくための障壁として、「収入の安定性」の他に「社会的信用が得難い」という回答が多く挙げられています。中でも、住居の賃貸借契約において家賃債務保証会社が入居審査を行う際、フリーランスは、「勤務先・勤続年数・年収」などの証明が難しいことから、与信審査が通りにくいという傾向にあります。
リースはこうした与信課題を解決するべく、「個人の信用価値を最大化する」をミッションに掲げ、フリーランス特化型の賃貸向け与信サービス『smeta』を提供しています。『smeta』は、フリーランスの信用力を適切に評価することで、「事前与信」として与信枠(借りられる家賃の上限額)を付与し、家賃が与信枠に収まるお部屋であれば入居審査を通過できる与信サービスです。
一方、タイムチケットにおいては、これまで18万人のユーザーに向けて、個人が時間を売買できるプラットフォームサービスを提供して参りましたが、同プラットフォームを利用するフリーランスのユーザーが賃貸住宅を借りる際に直面する“借りにくさ”を解消するソリューションはありませんでした。
こうした背景の下、『TimeTicket』ユーザーを与信審査における信用面から支えるべく、タイムチケットとリースはこの度、フリーランスの賃貸に関する課題を解決するため業務提携に至りました。リースが開発・運営するフリーランス特化型の賃貸向け与信サービス『smeta』を『TimeTicket』と連携させることで、タイムチケットの転居希望者は『smeta』を通じて簡単かつ確実に入居審査に必要な与信が得られ、賃貸借契約を結ぶことが可能となります。
提携の概要: 如何に“借りにくさ”を解消するのか
『TimeTicket』を利用するユーザーが引越しを検討する際、『smeta』を利用することで、「事前与信」として与信枠(借りられる家賃の上限額)が付与されます。その後、家賃が与信枠に収まる賃貸住宅をお選びいただければ入居審査を98%(※2020年3月時点)通過できます。
また、リースは、2019年10月より家賃債務保証サービス『smeta保証』を開始しており、『smeta』にて事前与信を付与された転居希望者に対して、リース自社にて家賃債務の保証が可能であることから、『TimeTicket』を利用される転居希望者は与信の取得から、不動産仲介・賃貸住宅への入居審査・保証契約までのサービスをワンストップで受けることができます。
今後の展開について: 『TimeTicket』での活動実績に応じた与信枠の適正な評価環境を構築
リースとタイムチケット では、『smeta』の与信を判断する信用力評価として『TimeTicket』における活動実績などの情報(*5)をユーザーが任意で開示し、与信審査に反映できるよう、『smeta』と『TimeTicket』のシステム連携を強化する予定です。リースは、入居審査におけるユーザーの与信がより適正に評価される環境を構築することで、より大きな便益が享受できるよう継続的に支援して参ります。
『smeta』とは
リースは、2019年4月より賃貸向け与信サービス『smeta』の提供を開始しました。フリーランスがお部屋探しをする前に『smeta』を通じて信用力を適切に評価され、「事前与信」として与信枠(借りられる家賃の上限額)が付与される無料与信アプリのサービスです。
与信枠に収まる家賃のお部屋であれば入居審査を98%(※2020年3月時点)通過でき、正規雇用者同様の簡単かつスムーズなお引越しが可能です。 加えて、入居後の家賃支払履歴が『smeta』内に蓄積され、利用実績に応じて与信枠が増加していく仕組みであるため、次に引越しをする際は増加した与信枠を活用することで選択肢の幅が広がります。
『TimeTicket』 および『TimeTicket Pro』とは
『TimeTicket』とは、個人が時間を売買できるCtoCのプラットフォームサービスです。「私の30分、売りはじめます。あなたの30分、買ってみます。」をキーワードに、30分単位で個人と個人の時間をチケットとしてやりとりできます。現在のユーザー数は約20万人で、アクティブホストの年間平均取引金額は約187万円、取引内容は、パソコンの設定方法、プロフィール写真撮影、恋愛相談、転職・キャリア相談など、約32,000種類の個人の時間がチケットとして販売されています。
『TimeTicket Pro』とは、個人と法人の間で対等にスキルと案件をマッチングさせるCtoBのサービスです。『TimeTicket Pro』では、従来の業務委託や人材派遣とは異なり、取引手数料が完全に開示され相互に納得した金額で取引が行えます。また、取引内容と取引評価をチケット内に格納し、取引実績を外部に公開する機能を有しており、第三者の客観的な視点に基づいた信用力が蓄積され、個人の時間の価値を適正化することができます。現在はIT業界に特化しておりますが、将来的には業界を拡大させたいと考えています。
リース株式会社について
リースは、信用経済社会(評価経済社会)における与信プラットフォームを目指すCredit Techのスタートアップとして、不動産×金融を切り口とした与信サービス「smeta」の開発・運営や、AIを用いた与信評価エンジンを企画・開発しています。
「個人の信用価値を最大化する」というミッションの達成に向けて、個人の信用力の“見える化”(信用スコアリング)、与信データを自由に利活用できる与信プラットフォームの開発を通じて、不動産・金融市場および消費者信用産業市場の成長と発展に寄与いたします。
家賃保証付きお部屋探しアプリ『smeta』
家賃債務保証サービス『smeta保証』
賃貸契約金の分割払いサービス『smetaクレジット』
株式会社タイムチケットについて
タイムチケットは「個人のはたらく可能性が多様に広がる社会」というビジョンを掲げ、「次の”はたらく”を作る」をミッションとして、スキルシェアサービス「TimeTicket」およびIT人材特化型の案件・人材掲載プラットフォーム『TimeTicket Pro』の企画・運営を行っています。
『TimeTicket』は、個人間および法人と個人間で時間を売買できるCtoCのサービスです。 『TimeTicket Pro』は、個人と法人の間で対等にスキルと案件をマッチングさせるCtoBのサービスです。タイムチケットでは、『TimeTicket』および『TimeTicket Pro』を通し、「個人の可能性が誰かの価値になる」社会を目指し、個人法人問わず、評価経済の元で活躍できる世界を創っていきます。
個人間スキルシェアサービス『TimeTicket』
個人・企業間案件マッチングサービス『TimeTicket Pro』
■リース株式会社 会社概要
設立 :2018年9月13日
代表者 :代表取締役 中道 康徳
本社所在地:東京都新宿区西新宿7丁目9-16 西新宿メトロビル 6F
URL :https://rease.co.jp/
※本件の内容は2020年5月22日時点のものであり、弊社の家賃債務保証事業につきましては、既にナップ賃貸保証株式会社に2021年7月20日を持ちまして事業譲渡しております。事業譲渡に伴い、お手数をおかけすることもあるかと存じますが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。