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外国語での審査や督促に対応!「多言語あんしんサポート」を解説

家賃保証に携わる方の日頃のちょっとしたお悩みに応える「家賃保証マガジン」

今回は、増え続ける在留外国人に対応する賃貸業界のお悩みがテーマです。昨今、日本における外国人労働者や留学生の数は増加傾向にあり、在留外国人の賃貸入居ニーズは年々高まっていますが、業界側の対応が追い付いていないという課題があるようです。


在留外国人の推移と住まいの状況

コロナ後にインバウンド観光客の足が急速に戻りつつあるというニュースをよく目にします。事実、日本政府観光局が発表した2024年の訪日外国人の数は、コロナ前の2019年に過去最高を記録した3,188万人を超え、3,687万人 (推計値) に上ります

そして、在留外国人の数もまた増加傾向にあります。出入国在留管理庁のデータによると、コロナ禍で一時的に落ち込みはしたものの、在留外国人の数は2023年末時点で過去最高の341万人となり、更に2024年6月末時点で359万人と記録更新が続いています。

出典: 出入国在留管理庁「令和5年末現在における在留外国人数について」より当社作成(2024年11月)

在留外国人の居住実態については、市場調査会社によると、2022年時点で民間のアパートや賃貸マンションに入居する割合は53.1%と半数以上を占めており、2020年時点の52.0%から1.1%増加しています。

出典: 株式会社サーベイリサーチセンター「2022 第二回在留外国人総合調査」より当社作成(2022年5月)

このように、賃貸業界においても在留外国人への対応が求められるシーンは増えています。一方、多くの家賃保証会社においては多言語対応が思うように進んでいないことから、入居審査の受け付けすら難しい状況は変わらっておらず、言語が大きな障壁となり、成約機会を逃しているケースが多くあります。

在留外国人の賃貸入居に関する悩みと解決策

在留外国人が賃貸住宅に入居するに当たり、入居申込から退去に至るまで多様な悩みが生じます。

入居申込・審査時

  • 入居申込書の記載内容が不完全・不正確

  • 本人確認の電話をしても確認が取れない

  • 日本国内に連帯保証人がいない

契約締結時

  • 契約書の記載内容が不完全・不正確

  • 入居前に物件利用に当たってのルールやマナーを説明しても理解してもらえない

入居中

  • 契約者以外の人が住んでいたり (又貸し)、複数人で同居している (多人数同居)

  • マンションの共用部に私物を置く

  • ゴミの不分別や、深夜のパーティー等による騒音がうるさい

  • 家賃滞納の連絡をしても理解されず、支払ってもらえない

解約・退去時

  • 退去手続きをせずに勝手に帰国されてしまう

  • 家賃を滞納したまま帰国されてしまう

このように、様々なシーンで悩みが挙げられますが、これらの多くは基本的に「情報」と「コミュニケーション」の不足に端を発していると言えます。

そして、諸問題の多くが「言語の壁」によるものであり、このボトルネックを解消することで理解が深まり、未然に防いだり改善することが可能です。

ソリューションとしての「多言語あんしんサポート」

「多言語あんしんサポート」は、「家賃保証クラウド」を利用する家賃保証会社を対象に、24時間365日、多言語 (13カ国語) に対応したコールセンターが、在留外国人の入居希望者の入居審査および入居後の滞納催促の業務を代行するサービスです。

「多言語あんしんサポート」のサービス提供の流れ

「家賃保証クラウド」と連動したオプション機能で、在留外国人入居希望者のスピーディーな入居審査や入居後の滞納催促を可能にし、「言語の壁」によって不動産事業者が抱える金銭的・精神的不安やトラブルを軽減することができます。

「多言語あんしんサポート」が提供する3つのサポート

家賃保証業務において、在留外国人の対応を少しでも効率化されたい方、これから受け入れを拡大されたい方は、以下よりお問い合わせください。