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ベトナム駐在、起業を経て「自然とリースにたどり着いた」事業責任者の素顔
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ベトナム駐在、起業を経て「自然とリースにたどり着いた」事業責任者の素顔

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リースメンバーの人となりを紐解くインタビュー企画、第6弾はsmetaクラウドの事業責任者である生賀(しょうか)さんに、これまでのキャリアや現在の仕事内容についてお話を伺いました。

ベトナム駐在、スタートアップでの激務、自身での起業・・・様々な経験を経て、現在生賀さんがリースにコミットする理由とは?

目の前の人を楽しませようとするザ・関西人な一面と、ポーカーフェイスでクールな一面とを併せ持つ、なんともユニークな生賀さんのお人柄も、記事を通じてお伝えできれば嬉しいです。

【プロフィール】
生賀 正晃(しょうか まさあき)
リース株式会社 smetaクラウド 事業責任者

2005年に新卒でパソナに入社。約10年間一貫して営業部にて、営業推進・営業企画・チーム責任者を経験したのち、PasonaTechVietnamにホーチミン支店長として赴任。その後、VRスタートアップや自身での起業を経て、2020年にリースに入社。同年10月より、smetaクラウド事業責任者に就任。

打診された翌日に駐在を決意。ベトナム支店の立て直しを担った3年間

――生賀さんは理系のご出身ですが、営業職を軸に就職活動を行い、新卒で人材大手のパソナに入社されたんですよね。当時、営業職を志望していたのはなぜですか?

生賀:学生時代からなんとなく、将来的には独立・起業がしたいというイメージがあったからですかね。30歳までに、といった明確な目標は無かったのですが、そうした方向に進むのであれば営業はできないとあかんやろ、と思い、営業職を志望していました。

――独立・起業したいという思いはどうして持っていたんでしょう。

生賀:母方・父方両方とも、祖父が自営業をしていたので、その影響が大きかったんじゃないかと思います。一般企業に勤めてサラリーマンをやるのが当たり前、という意識はなかったんじゃないかな。

――実際、パソナでは入社後一貫して営業に携わられたんですよね。その後、9年目のタイミングでベトナム駐在が決まったそうですが、それにはどんな経緯があったんですか?

生賀:お世話になっていた常務役員の方からある日突然「おい生賀、お前タイに行けるか」と言われたんです。そして翌日には「行きます」と返事をして。一応嫁にも相談はしたのですが、自分の中では打診された瞬間に行くことを決めていましたね。その後、蓋を開けてみたら駐在先はタイではなく、ベトナムやんけ!ってなったんですけど(笑)

――(笑)。その時点で、生賀さんにはすでにお子さんも二人いたと聞いています。海外駐在は大きな決断だと思いますが、なぜ迷わずに決断ができたんでしょう?

生賀:僕は普段はどちらかというとロジカルなタイプだと思うのですが、意思決定の際にはフィーリングで決めてしまうことが多いんです。複数の選択肢を全て検証してから決める、というより、一本目の道が悪くなさそうであれば、この道を行こうと決めてしまうんですね。あとは、パソナの社内でも社会全体でも、海外駐在を経験できる人はすごく限られているので、単純にチャンスだと思いました。

――完璧な道があるわけじゃないし、迷うよりも早く意志決定して選んだ道を正解にしたほうがいい・・・というのはある意味ロジカルで合理的な考え方とも言えるような気もします。ベトナムではどんなミッションを背負っていたんですか?

生賀:ざっくり言えば支店の立て直しです。ホーチミン支店は僕が行く約1年前に立ち上がっていたのですが、鳴かず飛ばずの状況でした。このままではあかん、ということで、僕が派遣されたんです。

具体的な仕事内容としては、在ベトナム日系企業への人材面での支援と、経産省や東京都庁からの委託事業のプロジェクトマネジメントを中心に行っていました。委託事業には、ベトナムに進出した日系中小企業と現地の大学との採用マッチングの場の開催や、ベトナム人の東京への就職を促すキャンペーンの説明会の開催など、様々なものがありましたね。

――駐在期間のなかで、印象的だった出来事はありますか?

生賀:僕の帰任が決まったタイミングで、現地のメンバーがみんなボロ泣きしてくれたことですかね。最後にはお別れのアルバムを作ってプレゼントもしてくれて。

――みんなでボロ泣き!すごいですね。実は私もかつてベトナムで働いた経験があるのですが、ベトナムでは日本以上に会社と社員の関係がドライな印象がありました。みんなすぐに転職してしまったり。そのなかで、そうした強い信頼関係を築けていたのは凄いことだと思います。

生賀:ただ仕事をしてもらうのではなく、社員の子たちにとってプラスになることはなんだろう、というのは常に考えていましたね。僕は当時32歳でしたが、自分より若いメンバーがほとんどだったので、彼らの成長に向き合ってあげたかったんです。会社の目標とは別に、個人個人に「自分はどうなりたいか」の目標を立ててもらうなど、マネジメントも工夫していました。

VRスタートアップ、人材系ベンチャーを経て起業へ

――その後、帰任してから「ベンチャーに転職しよう」と決意されたそうですね。

生賀:はい。そのタイミングで、もともと持っていた独立・起業がしたいという思いが再び湧き上がってきたんです。また、パソナに勤めて10年以上が経っていたので、このままコンフォートゾーンに居続けてはいけないな、という思いもありました。独立・起業に向け、主体性を持って働ける環境に飛び込もうと思い、ベンチャー・スタートアップへの転職を決めましたね。

――海外駐在に抜擢されるということは、社内ではきっと出世コースだったと思いますが、迷わず転職を決意されたんですね。駐在を決めた時もそうですが、生賀さんは意思決定の思いきりのよさが印象的だなぁと思います…!転職先はどのような企業だったのでしょう。

生賀:まずはVRスタートアップに1年間勤め、その後アジアの人材に特化した人材系ベンチャーに転職しました。

特にVRスタートアップは、仕事も飲み会も本気で取り組む「ザ・スタートアップ」という感じの場所で、とても濃い時間を過ごさせてもらいましたね。かなりのハードワークでしたが、当時の人脈や経験が今でもすごく生きているなと感じていて、感謝しています。

――その2社を経験した後、起業されたんですよね。そのタイミングで起業したのはどうしてだったんですか?

生賀:様々な経験を経て、「こういう事業が世の中にあったらいいな」という考えが浮かんできたタイミングだったんです。具体的には、「国を超えた産学連携を促進するプラットフォームを作りたい」と考えていました。世の中に必要なサービスであるという確信と同時に、VRプラットフォームを作っていた前職での経験やベトナム駐在など、自分が培ってきた経験が活かせるイメージが湧いたのも、起業に踏み切った理由でしたね。

ただ現在は、自分の会社を続けつつも、リースでの仕事に優先的に取り組んでいる状態です。

業務範囲が拡大した末に、事業部長に。業界全体を盛り上げるチャレンジへ

――生賀さんは最初、業務委託としてリースにジョインし、その後正社員に転身されたんですよね。正社員になるまでは、どんな経緯があったんでしょう?

生賀:最初は知り合いの紹介でリースを知り、自分の会社の傍ら、業務委託で手伝うようになりました。2020年4月のことです。

正社員に転身したのは、同年10月、家賃保証事業の営業強化のタイミングでした。僕はパソナ時代に長らく営業を経験してきたので、営業強化に関する壁打ち相手になっていたんです。その流れで、正社員として一緒にやってくれないか、と誘ってもらって。

ここでもやはり決断はフィーリングで、事業モデルや会社の将来性を緻密に検討して、というよりも、会社と自分との親和性も高いし、ミッションに共感もできるし…ということで、自然な流れで正社員になりました。

――「個人の信用価値を最大化する」というリースのミッションには、どのような点で共感されたんですか?

生賀:ベトナム駐在や外国人に関わるビジネスの経験を経て気がついたのですが、海外と日本では個人のキャリアを測るモノサシが違うんです。日本では「どこで働いているか」が重視されがちな一方で、海外では「何をしているか」が重視される。

そこで、リースで個人の信用の新しいモノサシを作り、それをグローバルでも通用するものにできたら面白んじゃないかと思ったんです。例えばそうして、日本で積み上げた信用をちゃんとグローバルでも評価してもらえるような仕組みを作れたらいいなと。

正直どう実現していくかはまだまだ未知数ですが、リースはそうした壮大なことにもチャレンジしていける風土があるんですよね。

――国内外で共通して使える信用のモノサシを作る…もし実現できたら、かなり大きなインパクトがありますよね。リースとご自身との親和性の高さ、というのはどのようなところに感じたんでしょう。

生賀:すごく幅広い仕事を任せてもらえることです。例えばセールスを担当していたとしても、ただ営業をするだけでなく、お客様からのフィードバックを踏まえてプロダクトを改善するという、プロダクト開発の部分まで携わることになりますし、他にも転がっているボールがあればどんどん拾いにいける。同じベンチャーでも、セールス担当は営業だけやる、という会社も多いなかで、珍しい環境だと思います。

――そうして業務範囲を拡大していった結果、事業部長にまで到達されたんですね。生賀さんの現在の仕事内容を、具体的に教えていただけますか?

生賀:去年10月にリリースしたsmetaクラウドという自社プロダクトの事業部長として、事業に関するあらゆる業務を担当しています。リリース前は、どんなプロダクトに仕立てるか、機能、価格帯、販売手法、販売戦略まで、開発チームとのコミュニケーションも自ら取りながら、検討と実装を進めていきました。リリース後は、実際にお客様に提案して購入いただくまでの営業や、購入いただいたあとのサポートをはじめ、お客様からのフィードバックを踏まえたプロダクトの改善や、他社のプロダクトとの機能連携のための営業なども行っています。

――本当に幅広い業務をこなされているんですね…!現在の仕事のやり甲斐や面白さは、どんなところに感じますか?

生賀:設計図も何もないところから、全てを自分たちの手で作っていくことでしょうか。smetaクラウドは現在、ビジネスサイドは僕含めて4人で回しています。他のメンバーのアイデアやお客様からのフィードバックを取り入れながら、手触り感を持って事業を作り上げていけることに面白さを感じますね。

また、smetaクラウドは業界特化型のバーティカルSaaSであるうえ、家賃保証業界は保証会社さんが200社程度しかいないという特殊な業界です。それゆえ、業界全体を変えうるインパクトの大きさを感じながら事業作りを進められるのも、大きなやり甲斐ですね。

業界に関する知見を深め、専門知識を持ってお客様への提案やマーケ施策が行えることにも醍醐味を感じています。そうして一つのことを突き詰めた先には、新たな景色が見えてくるものだと思っていて。キングダムで言うところの「将軍の見る景色」みたいな……まあ、チームの人数で言えば伍長なんですけど(笑)。

――でも影響力は将軍レベルということで(笑)。プロダクトの全てを自分たちの手で作り上げる、というのはエキサイティングな反面、プレッシャーも大きいように思いますが、生賀さんはお話ぶりから、本当に純粋に仕事を楽しんでいるように感じます。

生賀:会社に対する売上げ貢献はまだまだこれからの段階なのですが、現時点で既に、事業として成り立たせる自信があるんです。それは、「これは絶対に刺さる」というところまで、プロダクトを作り込んでいる自負があるから。

特に開発を主導している小堤さん、カスタマーサポートの山崎さんのお二人が家賃保証事業に対する造詣が非常に深いので、業界の方々の本当にかゆいところに手が届くものができていると感じます。

「ベストを考えるよりベターを実行」した先に、チャンスはやってくる

――最後に、生賀さんの今後の展望について教えてください。

生賀:明確な目標があるわけではないんです。僕は目標を決めてそこに向かう、というより、目の前のことに打ち込んでいく――言わばイチロータイプなのかもしれません。イチローは、安打記録を残した際、記者から新たな目標を尋ねられたとき、次は〇〇本安打!と大きな目標を掲げるのではなく、「次の目標は次のヒットを打つこと」と答えたそうですが、それと似たような感覚です。

僕の座右の銘は、「ベストを考えるよりベターを実行する」なんです。パソナでも、「海外に行きたい」とは一度も言ったことがなかったけれど、目の前の仕事に打ち込んでいたら駐在をすることになったし、リースで事業責任者になったのも、目の前のことに打ち込んでいたら、自然とそうなっていた。物事を中途半端に済ませるのが嫌いなので、まずは今自分の目の前にあることを全力で実行して、その先に自然と生まれたチャンスを掴んで、これからも歩んでいきたいと考えています。

【ライタープロフィール】
高野 優海 note
早稲田大学文化構想学部出身。卒業後、人材系ベンチャーにて学生の就職支援や企業の採用支援に従事したのち、栃木県の非電化工房に弟子入り。有機農業やセルフビルドを中心に、様々な自給自足の術を学ぶ。現在はライター業を中心にフリーランスとして活動。


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